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講談社やら集英社やらのライトノベル作家みみとミミの物書きブログ
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北風さんは言いました。
「太陽さん太陽さん、もう一度勝負をしないかい?」

太陽さんは言いました。
「うん、いいよ。前のときは楽しかったからねぇ」

北風さんは喜んで言います。
「ありがとう、太陽さん。それじゃあ早速、勝負しよう」

太陽さんは言いました。
「いいとも、それじゃあ、あの旅人さんにしようか?」

北風さんは慟哭しました。
「――バカ野郎ッ! 狙うなら女子中学生か女子高校生だろうがッ!」

太陽さんはビビりました。
「え、あ……じゃ、じゃあ、あの娘でいい?」

北風さんはガラが悪いです。
「ほう……ロリ巨乳とはわかってるじゃないか、太陽」

太陽さんは何がなにやらわからない様子ですが。
「え、えーと……暑くなれ~」

女子中学生「ギィイイイイイイイイイ!」

~女子中学生は顔のメイクが溶け出した~

北風「チェンジで」

太陽「え?」

北風「チェンジっつってんだろ! なんだアレ! 女子中学生じゃねえよ、確実に!」

太陽「ひぃ! じゃ、じゃあ、あの高校生で……」

北風「ふむ……オーソドックスに強気系正ヒロインを狙ってきたか、悪くないセンスだ。ほめてやろう、太陽」

太陽「あ、暑くなれ~」

女子高校生「チョー暑いってカンジー。マジ、ストーブつけっぱなしにした気分っていうかー。でも、これ以上脱いだら真っ裸だしー」

北風「脱げよ!」

太陽「き、北風さん北風さん? これって、脱がせた方が勝ちの勝負だよね?」

北風「勝敗だけが人生を決める要因じゃねえんだよ!」

太陽「深いような浅いようなことを叫ばれたっ!?」

北風「しかも見た目だけとは、あの正統派まがいヒロインめ……何のために髪を赤くしてやがるんだ……。まあいい。脱がせられないなら俺が行こう」

太陽「大風で吹き飛ばすだね? あの短い装束なら風の方が有利に働くのかな……?」

北風「バカ野郎セカンド!」

太陽「へぶっ!?」

北風「吹き飛ばしてどうすんだ! パンチラさせることに意味があるんだろうが!」

太陽「き、北風さん北風さん? ルール変わってないよね!?」

北風「変わってるわけねえだろ! スカートは布切れじゃねえんだよ! 魔法のかかった宝箱なんだよ! 力尽くでこじ開けてもチラリズムは得られえんだよ! 開けられないから眺めるんだよ! 手を出しちゃいけないんだよ!」

太陽「あ、あのー……」

北風「俺が見せてやる。あの――やたら古臭いギャルまがいの女子高校生を、正統派ヒロインへと立ち戻らせてやるんだ! うぉおおおお!」

太陽「……」

 

太陽「……」

 

太陽「……帰ろ」

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