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講談社やら集英社やらのライトノベル作家みみとミミの物書きブログ
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※このお話ができた経緯はこの記事参照です。先に読んだ方が若干面白いかも? 私は誰の挑戦でも受ける!
http://www.tonarini.net/Entry/545/



 ある日の夜中、神が現れた。
 そして、こんなことを言って消えた。
「今日から主人公補正付くから」

 翌朝、頭にうさみみが生えていた。
 白くてふさふさしてもふもふしている。
 鏡越しに映るそのどうしようもない物体を前に、「どうしてこうなった……」と学ランに半分袖を通した姿で僕はつぶやいたのだった。

 主人公補正。
 主人公補正というと、アレだ。
 なんか特殊能力に目覚めたり、理不尽な偶然からヒロインに出会ったり、絶対に負ける場面でもなぜか生き残るという、アレだ。
 昨夜の記憶が夢でないとするならば、このうさみみはその証拠。著しくビジュアルに難があることを除けば納得がいく。
 僕はなんらかの特殊能力に目覚めていたりするのだろう。
 さて、どうすればいいのかな?
 物は試し。
「うりゃあ!」
 と、なにやら気の類がぼひゅーって飛んでいきそうなポーズをとった。
 飛んでった。
 壁にぶつかって落ちた。ぼと。
「……」
 しかも、消えない。
「うわぁ」
 微妙すぎる。
 そのまま放っておいても邪魔くさいので、ゴミ箱に捨てた。
 燃えないゴミでいいはずだ。熱血的な意味で。

 ごはんまだかな、と思ったら両親が書置きを残して海外出張に出かけていた。

 一般的な主人公であれば、こんな状況であっても学校に行くものだろう。
 だが、そうは問屋が卸さない。
 あの神っぽい何かに文句を言わねばならん。
 このまま主人公らしくないヒキコモ生活をスタートさせれば、やがて痺れを切らせて出てくるに違いない。
 そして、きちんと『主人公』を返却して、両親と共にまた穏やかな暮らしに戻るのだ。
 ……そう、ことがうまく進むかはわからないが。
「おーい、起きてっかー?」
 雷太だ。
 聞きなれた男友達の声が――
「うりゃ」

 どごん

 壁に穴が開いた。
「おっす!」
「いやいやいやいやいや、おすじゃなくて! 何してんのさ!? どうやったのさ!?」
 漫画のように人型の穴を開けて、我が家たるマンションの一室に雷太が突入してきたのだ。
「どうやってって――そりゃあ、主人公補正だろーよ?」
 また出てきた『主人公補正』。
「……複数主人公?」
「ん? あれ? っかしーなー」
 人の顔をじろじろ覗き込みながら雷太は不満げに腕を組む。
「何がさ?」
「うさみみ生えたのに、なんでちゃんとヒロインしてねーの?」
 ……。
「え?」
「俺さ、主人公だったらしいんだわ。で、今日から『俺に』主人公補正付くってー話だったから「うさみみヒロインがほしい」って神さんに願ったん」
 まさか――
「そしたら、『登場人物を勝手に増やすのはダメだ』って言われたから、じゃーお前でいっかーって」
「なぜ、僕を選ぶぅううううううううううううううううううううう」
 神っぽいののあの発言は「雷太に主人公補正が付いたからうさみみ生やします」って意味だったのかぁあああ。
「お、神さん電波受信。何々……? アフターサービスを実施いたしますか?」
「なんだそのイヤな予感しかしない電波とサービスは!?」
「んじゃ、お願いするわー」
「なぜこの流れで僕の意見を全スルーしたぁあああああああああああ」
 でまあ、髪がもさもさ伸びたり、ぼんきゅっぱーんになったり、ナニかがなくなったり、アソコに余計なものが生まれたりしましたとさ。
「どうするんだよ、これぇ!?」
「おおぅ、きれいなソプラノヴォイスうさみみ少女になじられる。キモチイイ……っ!」
 気持ち悪っ!
「まー、あれじゃね? 今日からの自分は昨日までの自分とは違うってやつ?」
「ひとの人生をカップ麺よりお手軽に作り上げるな!」
「ああっ! うさみみヴォイス幸せ……っ!」
 ぞくぞくと謎の悦びを見つけてしまった友人だった何かに、ポコポコと気のような燃えないゴミをぶつけまくった。
「とにかく! こんな姿じゃ表も歩けないだろう!? どうにかしてよ!」
「へいへい、わかったわかった。表を歩ける姿ならいいんだろ?」


そして、世界はうさみみ少女と燃えないゴミだらけになった。

「めでたしめでたし」
「おい!」

~完~

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RさんとYさんとで三人マージャンをすることになりました。

ミミ「普通じゃ詰まらないから何か賭けよう!」
R・Y「またかw」
ミミ「最下位の人をメインヒロインで次回作書くわw」
Y「自分自身がヒロインになるんですね、わかります」
R「ミミがヒロインか・・・胸が熱くなるな」
ミミ「ほう、1対2か。上等だ。 双子ヒロインにあてはめてやんよ!」
R「1対2じゃないよ。そんなことするまでもなくミミがアワレにもズタズタにされるだけ」

~対局後~

Y「ミミさんヒロイン乙」
ミミ「ミミの執筆活動は終了しました」
ミミ「 」
ミミ「わーん」
R「ミミ調子ぶっこ着すぎてた結果だよ?」
ミミ「これは想像以上の罰ゲームになりそうだZE……」
R「自分が物語の登場人物になるのは物書きとしてアレって聞いた事ある」
R「けど×ゲームだから仕方ないね」

ミミ「なんだそのあれてw」
Y「ヒロイン:ミミ → みみ → みみちゃん」
Y「結論:兎耳っ娘。 あとは、まかせた!」

R「やっぱりミミといえばウサギか」
ミミ「決 め ら れ た」

ミミ「じゃ、この流れはみみかきに掲載された後になんか書きますw」



……どうしてこうなったorz

くそぅ、いずれリベンジしてやるぅ!(ドツボにはまる人間の思考

さて、追い込み追い込み。
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